2019年5月18日 これから (令和スタート)
平成から令和に元号が変わり 1ヶ月が経とうとしています。まだ何となく令和という響きがしっくりこない今日この頃です。確か 昭和から平成に変わる時もこんな感じだったような……
さて我々 愛知FCも 令和元年の各カテゴリーの活動がスタートしました。新シーズンにあたりクラブとして、選手にも 父兄の皆様にもこれからの愛知FCの進む方向を示していければと思います。
まずは従来から変わることなく スクール等、サッカー大好きな少年(少女)を育てていくと共に、この年代からサッカーだけに限らず 色々な事を、まず自分で判断し行動に移すことの出来る子供達を育てていくこと。我々の預かっている年代の子供達に自分で判断させるということは
間違いも多く生まれるということを指導者も把握し、根気強く子供の判断を尊重しつつ 間違いを指摘し 矯正していくことが必要になってくるかと思います。
ただし、我々の思い通りに画一的に動く様な、大人にとって都合の良い子供は決して作ってはならないと思います。
次にサッカー選手という観点からも決して今だけにフォーカスするのではなく "いつ花開くかは人それぞれ,, このフレーズが適当だと思いますが、それは明日かもしれない、1年後かもしれない、5年後かもしれない、正に
人それぞれだということです。花開く日を信じて 諦めることなく日々努力をしていく、これを指導者は 根気良く教えていってほしいと思います。(親も是非心に留めておいてほしいと思います。)
他には、小学生年代での国際交流の機会をできるだけ多く与えていこうと考えています。特に日本のような島国は、海外との接点を持つということは一大行事になりがちです。確かに海外に出て行くということは
島国日本においては、車で国境を越えていくという訳にはいかず、準備等々 子供達にとっても親にとっても 中々大変なことだと思いますが、色の付いていない少年(少女)の段階で多くの国際交流を経験させることは今後の彼等の大きな財産になるのではないでしょうか。
具体的に我々のクラブの中で既に小学生年代で始めている国際交流は国内での交流として、毎年3月末に 時之栖(静岡)で行われる コパ トレーロス(U-12)に参加、この大会は全40チームが参加し海外から今年度は
オリンピック マルセイユ(フランス)、パルメイラス(ブラジル)、ネパール代表、等々 オーストラリア、中国、香港、韓国、シンガポール、台湾から14チームが参加する国際大会です。また今年の夏休みには名古屋JC(青年会議所)の主催する、日中韓
3チームで行われる交流会(U-11)に参加。
また同じく夏休みに飛騨市(岐阜)で愛知FC主催の(U-9)大会に北京(中国)のチームを招待する等 いずれも試合をするだけではなく、同じ宿舎で寝食を共にし
色々な交流を計画しています。
また渡航するプログラムとしては今年の1月2日から7日まで6泊7日で韓国の康津郡で行われたU-11の大会(20チーム以上参加)に招待され、韓国の子供達と試合だけではなく
宿舎等でも交流する等のプログラムを経験する機会を得ました。このイベントは康津郡体育協会の主催で、我々は日本からの招待チームという事で 航空機代だけ自己負担(現地交通費・宿泊費・食事・観光等)全て現地体育協会が負担し、選手達は少ない負担で国際経験が出来るという有難い機会となりました。この大会は来年からも継続されるということです。
その他、これからは愛知FCが主導しての相互交流も積極的に企画していけたらと考えています。
小学生年代で公式戦と称する大会で勝った負けたで一喜一憂するだけではなく(それも大切なことではありますが… ) サッカーという世界中どこでも通用するツールを使って
これからの時代を担う子供達に より多くの国際経験を積ませることで 何処に出て行っても通用する 人 を育てていくことも 我々大人の大切な役割ではないかと思います。